以前、Pebbleの復活をお伝えしてから早3ヶ月ですが、先週にはすでに新PebbleOSウォッチの2機種について、予約販売が開始しています。
予約購入は、
公式サイトから!(数量限定なので、ご注意を!)
こちらの2機種について、代表のEricから感謝とFAQによる追加情報があったため、本エントリではそれをまとめています。オリジナル情報は、
こちらの公式ブログの記事になります。
まずは、感謝が述べられている
Ericによる公式ブログの記事には、まずは多数の関係者への感謝が述べられています。
Pebbleを愛する一人として、私からも(めちゃくちゃ)ささやかながら感謝を捧げたいです。
掲載されているFAQを各項目ずつ
先日発表された新PebbleOSウォッチについては、
ストアと
公式ブログにそれぞれ詳細な情報が乗っていましたが、それでも細かい不明点や分かりづらい点があり、500通以上ものEメールや数千のコメントがあったようです。それらでのFAQが下記、ということのようです。
以下、新2機種(
Core 2 duo
と
Core Time 2
)について述べています。2機種についてまず以前の情報を抑えないとわからないことも多いので、もしよく知らんという場合には、下記のエントリを事前に参照ください。
📐Core 2 duo の寸法について
以前のエントリでもお伝えしましたが、kickstarterで発売していたころの
Pebble 2
と同じ部品、同じデザインであるということをお伝えしていました。寸法まですべて同じで確定したようです。
Pebble 2については、ボタンの耐久性に問題があったようで、有志が3Dプリンタでボタンの代わりになるパーツを作成できるようにして、交換できたようです。そういうPebble 2用に作られたパーツやアクセサリなどもすべてそのまま使える、ということかと思います。
3D CADデータも公開されているので、興味のあるかたは見てみてください(私はよくわかってない)
🧭 電子コンパスのCore Time 2の搭載について
モノクロ電子ペーパーモデルである Core 2 Duo には、電子コンパスと気圧計がつくが、カラー電子ペーパーモデルである Core Time 2 には、それらはつかず代わりに心拍センサーがつく、という構成でした。
| Core 2 duo | Core Time 2 |
搭載センサー | 6軸慣性測定センサー、気圧計、地磁気センサー(電子コンパス) | 6軸慣性測定センサー、心拍センサー |
これについて、コメントが荒れたようで、より小型の電子コンパスチップを紹介してもらって、Core Time 2にも、電子コンパスの搭載を検討している、とのことです。もし搭載したら、ちゃんと使ってね、とも書いてあります。
🍎 iPhoneでの動作について
新PebbleOS搭載ウォッチの発表時、iOS上の制限で一部機能制限があるという旨が伝えられていました。
この点については、若干わかりづらかったようで、いろいろ質問があったようです。今回、明確に「新PebbleOSウォッチは、以前のPebbleと同じようにiPhoneで動作する。私たちの新しい時計は、以前のPebble時計と同じようにiPhoneで動作します。通知、カレンダー、音楽コントロール、アプリやウォッチフェイスのダウンロードなど、すべての機能が利用可能(AT&TのSMS送信は無いのでその点は以前と違う)。Androidの機能と比較すると、主な欠点は時計から通知に返信できないことだ(以前と同じ)」述べられています。
あくまで、期待値をあげないでという注意喚起のつもりだったとのこと。
内容としては、本ブログの以前のエントリに記載の通りになります。
Core 2 Duo の黒が売り切れたが、追加予定
Core 2 Duo の黒がすでに売り切れていますが、来月以降に少し追加するとのこと。その際にはまたメールで発表するとのことなので、
こちらのメーリングリストへの登録を、とのことです。
Core 2 Duoのボタンの耐久性について
Core 2 Duoには、以前の Pebble 2 と同じ部品を用いていますが、以前耐久性の問題が合ったことから疑問が呈されたようです。この点は公式のブログでも解説されていましたが、部品に金属を流し込むことで耐久性をあげたという説明で私は納得していました。ただ、それ以外にも寸法を一致させることで、3Dプリンタで部品を作って交換が可能である点、気になる方は金属部品になる Core Time 2 を購入してほしいことが追加で説明されています。
この点は、以前の部品を使うことで大幅にコストと納期、設計の難易度などが変わると思うので、良い決断だと個人的には思っていますが、以前のPebble 2で相当嫌な思いをされたユーザーがいるようです。
時計のバンドについて
新PebbleOSウォッチには、標準的な22mmのおそらくシリコン製になるバンド(クイックリリーススプリングバー付き)が付属するようです。標準的な22mmの時計バンドと容易に交換出来るようです。
この点は以前のPebbleウォッチと同じですね。
Core Time 2の色は選ぶことができる
Core Time 2は、黒、白とあともう一食(おそらく赤かダークブルー)の3色展開になるようです。ストアでの予約購入時にはカラーを選ぶことができなかったので、選べるの?という質問がきたようです。
まだ色が確定していないため、現在は選べないが、もちろん選べる。発送前に連絡する、とのことでした。
使わない機能をOFFに出来る?
心拍センサーやタッチスクリーンが、要らんという人もいると思います。これらは設定でオフにできるようです。
国際発送はアメリカを経由するか?
国際配送は、アジア(おそらく香港)から発送されます。アメリカの関税はかからないようです。購入者の国の輸入関税、税金、手数料などがかかる場合はもちろんあります。
Pebble Time Round は戻ってくる?
もし実現する場合は、またお知らせする、とのことです。(個人的には復活してほしいですが、難しい気もしています。期待しすぎずに待ちましょう)
支払いにPaypalは使えない?
小さなチームなので、複数の支払い方法を管理する専任のスタッフがおらず、現時点では、対応しないとのこと。現在は開発と不正行為を最小限に抑えることに集中しているとのこと。
出荷前に引っ越した場合はどうなる?
Eメール(info@rePebble.com)にてご住所をお知らせください。時計の発送前に、発送に関する詳細を確認するためのメールをお送りします、とのこと。
私の古いPebbleウォッチは、新しいiOSとAndroidアプリで使える?
Core 2 Duoの出荷を開始する前に、iOSとAndroid用の新しいコンパニオンアプリをリリースする予定で、この新アプリは、ファームウェア3.x以上のすべての古いPebbleと互換性がある、とのことです
古いPebbleは、新しいオープンソースのPebbleOSを動かすことができますか?
可能とのこと。
新しいファームウェアで動作するように古い時計をアップデートすることに注力しているわけではないが、元Pebblerがこれに取り組んでおり、できる限り手伝っているとのこと。
もし、組込開発経験があれば、
Rebble Discordの#firmware-devに参加してほしい、とのこと。
旧型の時計と比べて、修理性はどうなりますか?
旧型のPebbleと同様に、新しい時計はアフターマーケットでの修理に対応し、Pebble 2と同様に、部品の交換はおおよそ簡単になるだろう、とのこと
まとめ
以上になります!いろんなことが動いていて、ワクワクします。コンパニオンアプリがどうなるのかとか気になることがまだまだあります。また続報があり次第、エントリとしてアップします!
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