Pebbleは、デフォルトでは一部の画面表示しか日本語に対応していません。
初期設定で、ペアリングするときに、Pebble上で「ペアリング?」と表示されたりはするものの、いざ利用し始めてAndroidの通知内容をPebble上で確認すると、上の画像のように、日本語部分が、いわゆる「豆腐」状態になってしまいます。
日本語化する手段は存在する?
これを解消し日本語表示に対応させる方法は存在し、現在でも利用可能です。
以前にまとめた手順は、下記ページなのですが、ほぼ同じ手順になります。
pebble の日本語化の仕方まとめ | pebbleらぶる
pebbleは、国内展開されておらず、デフォルトで日本語に対応していません。ファームウェア上は、多言語対応可能なようになっているようで、将来的には日本語にも対応すると思いますが、現在のところ公式にpebbleに日本語を表
手順解説
手順としては、かんたんにまとめると以下のようなものになります。(iOSもAndroidも同じです。)
- 日本語化パックをPebbleと連携しているスマホでダウンロードする
- 当該ファイルをスマホ上のPebbleアプリに渡す
それぞれ以下で解説いたします。
1. 日本語化パックをPebbleと連携しているスマホでダウンロードする
日本語化パックは、公式のものではなく、非公式のものになります。拡張子が「pbl」のファイルになります。
下記の2箇所のいずれかかからダウンロードします。
日本人であるあおしまさん作成のファイル
Pebble日本語言語パックのダウンロード先変更(2020年9月) – あおしまの日記
Yahoo!Box 公開サービス終了 今まで、私のPebble日本語言語パックのダウンロード先は、Yahoo!Boxというサービスを利用しておりましたが、9月1日からそのサービスがファイル公開機能を停止したため、日本語言語パックがダウンロードできないようになっておりました。(言われて気づいたYahoo!Boxの機能終了orz) info-box.yahoo.co.jpそこで急遽、ファイルの置き場とダウンロード先を変更いたしましたので、ここに告知します。 Pebble日本語言語パックの新しいダウンロード先 aktmono モノクロ機種用(日本語フォント、機能表示翻訳あり) http://aosh…
私は、今回こちらのあおしまさん作のファイルを利用させていただいています。たまにPebbleが落ちるという情報もあるのですが、私は特にそういった症状に遭遇したことはありません。
中国の方作成のファイル
undefined
中国語なのでよくわからないのですが、こちらも利用されている例があるようです。
2. 当該ファイルをスマホ上のPebbleアプリに渡す
ここが問題なのですが、iOSとAndroidとで違います。
iOSの場合
上記の日本語化パックのダウンロードをSafariで行うようにしてください。
ダウンロードすると、普通に「Pebbleで開く」といったふうになるかと思います。
左の画像のような感じです。
Anroidの場合
Sideload Helper by Rebble – Google Play のアプリ
Sideload Helper by Rebble helps you sideload Pebble watch files (.pbw, .pbl, and .pbz) and pebble store links into the official Pebble app.
Androidの場合なんですが、pblファイルが、スマホのPebbleアプリに関連付けられる場合とそうでない場合があります。Androidのバージョンによるようです。
最近のAndroid(6以降?)でPebbleを日本語化するコツ – あおしまの日記
最近のAndroid(6以降?)でPebbleを日本語化するコツ いつのまにかこういう事になってて私も困っていたので、メモがわりに書いておきます。 Androidスマホから、日本語化ができなくなっていた! 最新のPebbleアプリに更新をした、Android5か6以上のマシンで、.pblや.pbzのファイル(言語パックや)がPebbleアプリと関連づけられず、日本語パックのインストールができなくなっていました。 Androidには「ファイル拡張子とアプリとの関連付けを」「消す」事はできても「作る」事ができません。そこで、なんらかの方法やルートで、Pebbleアプリにファイルを渡してあげる方法を…
スマホのPebbleアプリに紐付けられるバージョンのAndroidをお使いならば(上記エントリに従えば、android5以前)、ファイラーアプリで当該pblファイルを開こうとすれば、Pebbleアプリが開くはずです。
そうでない場合(Android6以降?)には、少し厄介です。その場合には、下記アプリを利用して、Pebbleアプリにファイルを渡すことができます。
上記のあおしまさんのページでは、下記アプリは不正に情報を取得していることが疑われるという旨の記載がありますが、本アプリ上でログインしなくてもファイルをPebbleアプリに転送する機能は用いることができますので、特段危険はないと思います(ただし、確証はありませんので、気になる方は違うやり方でお試しください。)。
Pebble™-Rebble – Google Play のアプリ
With the discontinuing of Pebble™ web-services, the usability of Pebble™ watches dropped. Fortunately, Rebble can fix that!
This Android app will help you, the discouraged Pebble™ owner, in setting up your Pebble™ to use Rebble web-services.
上記アプリをインストール後、やはりファイラーなどから、pblファイルを選択し、「共有」を選択します。
このとき、ファイラーは何でもいいわけではないようで、試した限り、下記の7zipperであれば行けました。
Pebble™-Rebble – Google Play のアプリ
With the discontinuing of Pebble™ web-services, the usability of Pebble™ watches dropped. Fortunately, Rebble can fix that!
This Android app will help you, the discouraged Pebble™ owner, in setting up your Pebble™ to use Rebble web-services.
以下、pblファイルをダウンロード完了しており、上記2つのアプリをインストール済みであることを前提に手順を紹介いたします。
7zipperにて、ダウンロードしたpblファイルを選択します。
選択後、Rebbleアプリを入れておくと出てくるSend to pebbleを選択する
すると、Pebbleアプリが開き、言語パックを読み込むかどうか聞いてくるので「OK」をタップ
これで待っていればインストールが完了し、日本語化可能です。
まとめ
上記手順にて、日本語化できます。iOSの方が簡単だとは思います。一度日本語化してしまえば、Pebble本体にインストールされますので、一度iOSで接続し、言語パックをインストールしたら、Androidに切り替えるというのも一つの手かもしれません。
コメント