英テレグラフ紙に掲載、Pebble CEOのEricへのインタビュー記事をテキトー訳しました。

英テレグラフ紙のインタビュー記事イメージ

あけましておめでとうございます。今年もpebbleらぶるをよろしくお願いいたします。

さて、2015年末に英テレグラフ紙に、Pebble CEOのEric Migicovskyへのインタビュー記事が、掲載されていました。Apple Watchなど他のスマートウォッチとPebbleとの違い、スマートウォッチの未来についてなどについて語られています。

年内には間に合いませんでしたが、テキトーな翻訳をしてみましたので、以下に掲載致します。(時間がなくかなりテキトーです。間違いがある自信がありますのでご注意下さい。)

原文:Pebble CEO Eric Migicovsky: 'Some people don't need a smartwatch' – Telegraph


pebbleのCEO ”Eric Migicovsky”が語る「いくらかの人にはスマートウォッチは不要だ。」

スマートウォッチ業界にとって破壊的な年が終わろうとしている(本記事は2015年12月28日掲載)が、PebbleのCEO、Eric Migicovskyが、英国The Telegraph紙の記者Rhiannon Williamsに語る ”なぜ彼は全ての時計がスマートになると信じるか。” そして ”なぜ彼はかつてiPhoneを密輸したか”

技術責任者でもある経営者は、だいたい気さくな人とはいえない。年中のイベントのあちこちで、暗い姿が見受けられたりする。たいていメディアは立ち入り禁止で、貴重にも仕方なく話すという時にその姿は完全に明らかになる。感謝すべき事に、今回インタビューに答えてくれたPebbleのCEO “Eric Migicovsky”については、当てはまらない

彼は、Pebble社の創業者で現在29歳である。Pebbleは同名のスマートウォッチで、世界で初めて100万台を売り上げたスマートウォッチであり、そしてもっとも成功した Kickstarter キャンペーンだ。彼はまた、特に陽気であり、いつも(たとえDublin開催のWebサミットで講演の後、3時間のみの睡眠で、ロンドンに到着したばかりでも)礼儀正しいということも特筆すべき事だ。彼は特にアイルランドの大聖堂に興奮していた。(「こんなのサンフランシスコには無いよ!」)

Pebbleに関していえば、スマートウォッチ業界のSwatch©になる自信がある。あなたはそれを値段の付けられない財宝のようには扱わないだろう。そうつまり、叩いたり、付けたまま泳いだりするってことさ。

2015年は、このカナダ人起業家にとって多忙な年だった。今年、彼は2つの新モデルを発表した。3月に「Pebble Time Steel」、9月に「Pebble Time Round」の2モデルだ。前者は、(4月に発売の)Apple Watchの対抗馬としても想定されていた。「覚えているかな、僕は2月のMobile World Congressが開催されるあたりに、Time Steelを発表した。アップルは、3月にApple Watchの価格と発売日を発表するとしていた。これは恐ろしい。しかし、嬉しい驚きが訪れた。というのも、Apple Watchを前にしてもなお、Pebble Time/Time Steelに10万もの人々がkickstaterにおいて投資の約束をしてくれたことを見れば、彼らが『僕たちはPebbleが好きで、Pebble社の方向性が好きでそれらを応援したい』と言ってくれていると考えてもおかしくないからだ。」
(※kickstarterのキャンペーンページによれば、2015年2月24日に、Pebble Time/Time Steelはキャンペーン開始となり、同年3月28日には、78,471人から、$20,338,986 USDの投資を得て、目標投資額を達成した。)
Pebble Time – Awesome Smartwatch, No Compromises by Pebble Technology — Kickstarter

事実、Appleの絶対的な力を持つ製品に恐怖を感じさせられるというよりかはむしろ、Pebbleの前年度比2倍の売上をもたらすこととなったとのことだ。

「ホントに実際にたくさんの面で助けられてる。」と彼は笑う。「我々のユーザーのほんの一部は、超アーリーアダプターで、彼らはApple Watchに移行している。しかし、その数は少ない。Apple製品はどれも首尾一貫していて、それが彼らのメッセージだ。彼らはハイエンドからのアプローチに集中している。それは我々が、Swatch©に似たアプローチをとって成功することに自信を持っていることと同じだと考えている。

Pebbleは、ダウンロードもカスタマイズも可能な盛大にずらりと並んだウォッチフェイスとともに、開発者向けスマートウォッチの選択肢としてニッチ層を開拓した。それらウォッチフェイスは、4分の1のユーザーが毎週Pebble App Storeをブラウズするという熱狂的なコミュニティに支えられている。Migicovskyは、Pebbleのファン層について語るとき、それを小さな会社のようだと言い、ファンによってPebbleの周りに形成されたエコシステムは、「お金よりも価値がある」と笑顔で言う。

スマートウォッチについていえば、メーカーは2通りの道があるとMigicovskyは考えている。Pebbleの競争相手であるサムスン、Apple、モトローラのアプローチが1つ。そして、Pebbleのが2つめである。

「1つ目のアプローチは、手首にはめるスマートフォンだ。それらは、Androidや、iOSを縮めることで実現する。私たちが、2年前にPebble向けアプリの開発を可能にし始めたとき、どうもスマートフォンと同じように行かないことに気付いた。膨大な相互作用をもたらす巨大液晶が無いからだ。一般的に、ちょっと贅沢な環境をとなればより高価になる。彼らはこのようなファッション性の高いスタイルをスマートウォッチにも適用し、そして価格の高騰を引き起こしている。」

「私たちのアプローチは、(スマートフォンからではなく、)偉大なる”時計”から始まり、その上にスマートな可能性を加えることに基づく。そこから、常時点灯ディスプレイ、バッテリライフ、歩数計の搭載が導かれる。我々は、スマートウォッチは、スマートフォンではないということを認め、そして、将来もスマートフォンを手首にダクトテープで巻き付けるようなことはしないと考える。そして、私はスマートウォッチは、より時計になるし、よりスマートになると考えている。」

自白すると、一般にスマートウォッチについてキーとなる疑問は、「それ必要?」というやつだ。ひるまず、広報に怒られることも覚悟で、Migicovskyは答える。「いくらかの人にはスマートウォッチは不要だろう。企業にとって、いくらかの人が自らのプロダクトを必要としていないことを認めることは珍しい。が、それが真実だろう。」

スマートウォッチの利便性を享受できるのは大別して3つのグループに分かれる、と彼は言う。「一つ目のグループは、僕のような”超つながり人間”だ。自分のスマホとその通知に依存している人。常時Instagramをチェックしていたり、仲間をtwitterでフォローしていたり、デジタルなつながり、ソーシャルコミュニケーションに快適さを覚える人たちだ。」

「2つめのグループは、健康とフィットネスに凝っている人だ。歩数計、睡眠計測、水泳・サイクリング、バイキング、ハイキング用のアプリなどをずっと使っている人だ。最後の3つ目のグループは、1つめのグループの逆の人だ。ほとんどスマホとスマートウォッチを連携させない人だ。ある特定の通知だけスマートウォッチに通知されるようにするなどの使い方だ。たとえば、奥さんからのフェイスブック通知もしくはメッセージのみを通知するようにし、その他はOFFにする。

スマートウォッチいかがですか? 要らない?なんで?

1時間座りっぱなしのあなたに立って動けと小突いたりするApple Watchとは違って、Pebbleは、ユーザーにその習慣を変えることを強制はしない。

「贅沢な時計を求め、全てのAppleのエコシステムにお金を支払える人はいるだろう。そしてそういう選択肢もある。人それぞれだ。

Pebbleにおいては、スマートウォッチ界におけるSwatch©になれるということに強い自信をもっている。私たちは、長持ちし、楽しく、創造的で、多様性を持つ、手頃な価格のものを作るという領域で仕事をしている。そういう製品は、値段の付けられない財宝のようには扱われないだろう。そうつまり、叩いたり、付けたまま泳いだりできるってことさ。」

そんなに遠くない未来に、全ての時計はスマート化するだろう、と彼は言う。「それはほとんど不可避だと思う。技術は、よりスマート化し、より効率化し、そして、将来には50ドルのTimexか、60ドルのPebbleかで悩むことになる。その選択肢では、この世界の誰もが、スマートウォッチを選ぶだろう? スマートウォッチ、いかがですか? 要らない?なんで? 毎年10.2億本もの時計が市場で売られる。私たちは、すべての時計がスマート化していく大きな機会に遭遇する。だって、時計は携帯電話とは違って身につけるものだから。」

私は、オリジナルiPhoneの600ドルの値札を見てあざ気笑ったMicrosoft©の前CEO スティーブ・バルマーのような危険を冒す。未来予想は、難しく、しばしばやりがいの無い仕事だね。

「まだ2G対応でしか無かった最初のiPhoneがカナダで利用できなかったころ、私はそれをこっそりカナダに輸入した。」Migicovskyは、笑う。「私は、UberもSpotifyもPandraもその他のアプリも予測できなかった。今はそれと同じように見ている。初期段階のスマートウォッチとスマホが出始めてから5,7年後とを。何が来るかはわからない。」

一般に、スマートウォッチやその他のウェアラブルデバイスは、まだ幼年期にあるといえる。だが、Pebbleのような勇気ある成り上がりを成すMigicovskyのような楽天的で実直な人々の手によって、新しくなっていっている。転がる石に苔は付かない(意:常に活動的な人は新鮮である)。Pebble(小石)も同じく転がっているようだ。


というような感じです。(もう一度言いますが、テキトー訳で間違っている自信があります。)

Pebbleが進む方向性が見えてきます。これからも楽しみです。

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