とうとうPebble Time 2*が届いたので、レビューとポエムと初期設定など

Pebble Time 2*を身に着けている様子

 スマートウォッチPebbleの復活の第2段であり、本命の「Pebble Time 2*」(※2016年にkickstarterで企画され、実現しなかった「Pebble Time 2」と区別のため、公式には最後に「*」がつくのが正しい表記になります。)が、ついに手元に届きました。

 1週間つかって思ったことや使用感などをまとめてみました。

Pebble Time 2*の公式情報

Introducing two new Pebble watches!
Including my dream smartwatch…

Pebble Time 2* Design Reveal
It's real and it's magnificent

Pebble Time 2 Is In Mass Production!
Pebble Time 2 Is In Mass Production!

Pebble Time 2*が届くまでのヤキモキ

 Pebble というスマートウォッチが、2012年にkickstarterで産声を上げ2016年にfitbitに売却されRebbleがそのソフトウェア資産を紡ぎ2025年3月に創業者のEricがPebble Watchの新しいモデルを発表してから、1年と数ヶ月が経ちました。

 私みたいにずっとPebbleのことを忘れないでいた人たちは、もはや待つことに慣れているのか、それとも、もうこれ以上1秒たりとも待ちたくないのか、どっちなんだろう、いや両方か?とか、そんなことを考えながら待っていました。

 2025年10月には、復活の第1機種である「Pebble 2 duo」が手元に届き、旧PebbleでもつかえるiOS/Androidスマホ用コンパニオンアプリがリリースされ、本当に、本当にPebbleが戻ってきたんだなと実感できた感動がありました。

 しかし、「Pebble 2 duo」は、その名の通り、「Pebble 2」の do-over(やり直し)であり、Pebble 2を利用していた私としては、あまり手元の景色が変わらないという意味で、まだ不安がありました。気持ちとして、旧Pebble Watch達の進化版であり、市場に出なかった「Pebble Time 2」の写し身である「Pebble Time 2*」が発売されることでしか、2016年の喪失感を埋められなかったのではないかと思います。

 待つことに慣れていたはずですが、2026年の3月終わりから出荷が始まっているはずの、予約販売開始当日に即購入したはずの、Batch 1のはずの、2025年12月に色選択メールが来ていてとっくに色選択済みのはずの、もうすぐ届くはずの「Pebble Time 2*」が、4月の後半になっても、5月になっても発送の連絡が来ませんでした。でも、Xでは到着報告が続々ときていて、ただただ待つだけしかできないのが、ほんとうにヤキモキさせられました。

 しかし、やっと、やっとこさ、やっとのことで、5/13に最終確認メールが届き、翌5/14には発送された旨のメールがとどきました。翌週の5/20に手元にようやく届いて、「うぉおおぉおお!!!」となったり、しんみりしたり、情緒不安定な時間を過ごしましたw

 それほどに、Pebble というスマートウォッチが忘れられず、ずっと復活しないかと祈りを込めて、当サイトも放置維持してきたので、それが本当に復活して、本当に手元に届いたことが、信じられず、まだ夢の中にいるようです。

Pebble Time 2*の意味

 Pebble Time 2*は、復活したPebble Watchのフラグシップとでも言うべきモデルであり、新型Pebbleの中で唯一心拍数センサーを搭載していて、かつ新しいモデルの特徴でもある「タッチ操作対応」「スピーカー/マイク」「バックライトLED」のすべてを備えているモデルです。

 また、個人的に一番意義深いと思うところは、本体が接着剤による接着ではなく、ネジによって締められており、対応するドライバーで開けて、中に容易にアクセスできる点があげられます(下記動画の27分20秒あたりから、ネジで締まってる感じがわかります。)。

 部品さえあれば、という前提にはなりますが、構造としては容易にバッテリなどの部品を交換したりできるため、また再び、万が一、提供元会社である「CoreDevices社」が売却あるいは廃業したとしても、長く使い続けられる可能性があるという点が上げられます。

 すでにソフトウェア部分は、コンパニオンアプリ含めほとんどがオープンソースとして公開されている(上記の動画の趣旨がそれ)ため、「未来へずっとなるべく続くPebble」という意味において、ハードウェア面を補完する意味合いを持つモデルになります。

届いたPebble Time 2*

Pebble 2 duoとの比較

利用し始める際の手順

Pebbleを利用したことのある人には、いつもの手順です。Pebble 2 duoのときに記載の手順と同じかと思いますので、もしわからないという場合はそちらを参照ください。

日本語化について

コンパニオンアプリのDevicesを開き、日本語化したいPebbleの右下の ︙ から Language: 部分をタップし、日本語のパックを選ぶことでインストールが可能です。(下記画像)

デフォルトで同梱されている言語パックは、メニューなどは英語のままで通知やカレンダーの予定などが日本語となります。

※コンパニオンアプリに付属の日本語パックじゃないのがよいという場合の手順は、こちら

利用してみてどうか: レビュー

一言で言えば、最高!…以上! という感じですが、もう少しかみ砕いてみます。

画面が大きい、見やすい

 画面が大きくて見やすいです。Pebble Time 2*の画面サイズは、1.5インチとなります。ここ最近のApple Watchが、だいたい1.5~2インチと考えると、画面サイズ的には遜色ないくらいの大きさになっているかと思います。

 また、これまでのPebble Watchと異なり、ベゼル(枠)の太さが気にならないのがとても良いです。以前のPebble Watchの時代ですら、ちょっとベゼル太い感あったのですが、ここ最近の他社のスマートウォッチでベゼルが太いものはほぼ無いと思いますので、今の時代にあっては余計気になる感じでした。この点で違和感がないというのも大きなポイントかと思います。

 そして、Pebbleの特徴といえる反射型の電子ペーパーディスプレイは、太陽光下でも視認性が良く、これぞPebble感があります。光が強ければ強いほど見やすいです。

バックライトが暗い?

 暗いところでのバックライトがちょっと暗いと思ったのですが、Pebble本体のSettings → Display → Backlight → Dynamic Backlight を Offにし、その下の IntensityをHigh もしくは Blinding にすれば普通に明るくて見やすくなりました。

バイブレーションが(Pebble 2 duoに比べて)強い

Pebble 2 duoのバイブレーションは、ちょっと弱くてたまに気付かないときがありました。旧Pebbleはバイブレーションが弱いということは無かったので、Pebble Time 2*はどうかと心配していましたが、杞憂でした。十分にバイブレーションが強く、普通に気付くので、あくまで私の感触ですが、不満は全くなくなりました。

デザイン

 私は、ブラック/グレーモデルを選択しました。持っていた「Pebble Time」が黒モデルだったこともあり、黒モデルにしました。最後まで、シルバー/グレーモデルと迷い、両方とも購入するのも最後まで迷いました。

 結果、ブラックモデルめちゃくちゃ気に入っています(たぶんシルバーモデルでも最高だなーと言っていたと思いますが)。

 思ったよりも本体が薄くスマートなので、黒だと締まった印象になり、おもちゃ感が全くありません。黒いミラネーゼループのバンド(以下)を利用しているのですが、全く違和感がなく、使い勝手も付け心地も良くて気に入っています。

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 この締まった黒のPebble Time 2*上に、マリオのウォッチフェイスや、自分で開発したどせいさんのウォッチフェイスを表示させるのがシュールで好きですし、TIC-TTMMBRNのような真面目なウォッチフェイスを表示させるのも合います。

Mario Time Watchface - Pebble Appstore
Super Mario jumps every minute. It can show weather, watch battery level and vibrate when disconnects from phone. You ca...
TIC-TTMMBRN - Pebble Appstore
TIC-TTMMBRNtime agentA bold digital watchface inspired by the legendary Jason Bourne. Combining sleek style with tactica...

ボタンの感触

 Pebble Watchといえば、物理ボタンですが、このボタンの感触がまた良い感じです。硬質なクリック感があり、でもやわらかい感触です。PebbleOSのレスポンスの良さも相まって、操作は軽快で気持ちよいです。

 比べると、Pebble 2 duoは、ちょっとボタンの感触が重かったかなという感じがします。いずれも壊れそうという印象は受けなかったです。Pebble Time 2*の方が、素材がメタルということもあり硬質ですが、クリックの感触は柔らかいです。

タッチ対応

 今更感はありますが、タッチ操作に対応しました。まだタッチ操作に対応したアプリは多くないですが、これからが楽しみです。Claude CodeやCodex、Antigravity CLIなどで、バイブコーディングでアプリを開発できる時代でもあり、またちょっとしたアプリならコードベースも小さいためバイブコーディングも捗ります(ゲームにはちょっと画面が小さいかもですが、工夫やアイデアを凝らしたアプリに驚かされることもあります。)。

 将来的に、Apple WatchやPixel Watchでも採用されているコンプリケーション対応のウォッチフェイス開発もできるようにしたいとEricが言っていたこともあり、また新しいウォッチフェイスの時代にもなりそうで楽しみでもあります。

 現状だと、タッチしてバックライトONが一番ありがたい機能かもしれませんが、将来のいろいろな変化に期待ができる特徴です。

バッテリはまだこれからだが、十分でもある

 バッテリ持続時間は、カタログスペックで30日間ですが、現状2週間くらいとされています(公式の説明ドキュメントより)。まだ伸ばすようにソフトウェア的な改良を続けているようです。

 私が開発中のウォッチフェイスはめちゃくちゃ電池食うみたいで10日くらい持つかなという感じです。正直これでも十分ですが、まだ伸びるとのことで期待しています。

 後述しますが、コンパニオンアプリでバッテリ使用量や内訳、稼働時間などを見ることができるようになっており、何日稼働しているか、あとどのくらいで切れるかも見れます。めちゃくちゃ便利です。

コンパニオンアプリの進化

 旧Pebble用のコンパニオンアプリは更新されなくなって久しく、コンパニオンアプリが無いから旧Pebbleも使い続けられないという側面もありました。

 現在では、iOS/Androidともに新しいコンパニオンアプリが提供されており、新Pebbleだけでなく、旧Pebbleも連携して利用することができます。

 新しいコンパニオンアプリについては、当初はHealth機能に対応してなかったり、言語パックがインストールできなかったり、機能が不足していましたが、ここ最近では十分な機能を有するようになってきているように思います。

 とはいえ、結構いろいろとUI/UXがバンバン変わってきたこともあって、ちょっとついていけてない部分もあります。

日本語対応言語パックがデフォルトで付属

 Pebble本体は、デフォルトでは言語として英語が採用されており、フォントも英語のものしか入っておらず、通知やスケジュールが日本語の場合、文字化けしてしまいます。

 これまでのPebbleの場合、通知やカレンダーの予定に日本語を表示したい場合、ネット上で有志が公開してくれている日本語対応言語パックファイルを探して、スマホのコンパニオンアプリから本体に読み込ませる必要がありました。

 新しく復活したPebble用コンパニオンアプリにおいては、コンパニオンアプリの中にデフォルトで様々な言語パックが用意されており、特にネットで探して読み込ませる必要がなくなりました。

 上述の通り、スマホコンパニオンアプリと連携接続後、「Devices」で当該Pebble端末のメニューから、「Language」を選択し、「日本語」となっているものを選んで、読み込まれるのを待つだけになります。

 別途ネット上に公開されている言語パックの読み込みは、従来どおり可能なので、そちらでも日本語化することは可能です。あくまで体感ですが、スマホコンパニオンアプリに入っているデフォルトの言語パックの場合、古いPebbleだと読み込みに時間がかかり、失敗することがあります。そういう点からは、古い言語パックの方が軽量で確実に読み込めるので、そちらの方が良いかもしれません。

Health欄が復活している

Health画面
(なんかスクショに黄色い線が入っちゃったのは気にしないでください…)

 新しいスマホコンパニオンアプリは、リリース当初Health機能に非対応でしたが、ここ最近のバージョンでは無事復活しています。以前とほぼ同じような画面に見えます。

 歩数、睡眠時間、(対応端末なら)心拍数について、日/週/月で見ることができます。最近のスマートウォッチほど健康管理が優れているわけではありませんが、歩数、睡眠時間、心拍数の計測・記録だけできればよいという人には十分かもしれません。

 iOSのヘルスケア、Google Fitとも連携できますので、関連ヘルスケアアプリで分析や警告、ソーシャル機能はお任せという感じでしょうか。

 心拍数については、古いモデルだとPebble 2+HRのみが対応していました。復活後Pebbleだと、Pebble Time 2* のみが対応しています。1週間使ってみて、Pebble2+HRよりも少し不安定に見えます。ウォッチフェイスで見てると、たまに「-」ってなっています。まだこなれてないのかもしれません。

バッテリ使用量などの詳細が見れる

 Pebbleのバッテリ使用量や稼働時間、予測残稼働時間を見ることができる機能が最近追加されました。これは旧コンパニオンアプリにはなかった機能だと思います。

 もともとPebbleは、反射型電子ペーパーディスプレイを搭載することでバッテリが長く持つことが特徴のスマートウォッチです。復活後のPebbleは、さらにバッテリ寿命が伸び、Pebble 2 duoとPebble Time 2*でカタログスペックで1ヶ月(現在ソフトウェア改良中で、Pebble 2 duoが3週間、Pebble Time 2*が2週間)、Pebble Round 2がカタログスペックで2週間もつとされています。

 しかし、使用しているウォッチフェイスや、バックグラウンドで起動しているアプリ、設定や使用方法などによって、バッチの持ちはマチマチです。何が原因としてバッテリが消費されているのかは、推定でしかわかりませんでした。このバッテリの詳細画面機能により、バッテリ消費量のウォッチフェイスが○%、OSが○%、心拍数センサーが○%みたいな感じで、何にどのくらいバッテリが食われているのかがわかるようになりました。

音声認識が日本語対応になった

 これも旧Pebbleコンパニオンアプリでは対応してなかったと思うのですが、新コンパニオンアプリで最近音声認識について日本語にも対応をしています。

 これは、AIによる進化とスマホの性能の進化のおかげと、Pebble Index 01というデバイス用にコンパニオンアプリ上で音声認識することが重要になることからだと思います。音声認識で文字起こしするアプリや、TODO追加するアプリ、また試してませんが、Rebbleによる有料AIアシスタントである「Bobby」などに有用なのではないかと思っています。

 ただ、Apple WatchにおけるSiriや、Pixel WatchにおけるGoogleアシスタントのようなPebble公式のAIアシスタントがあるわけではありません。Pebble Index 01向けに、スマホコンパニオンアプリ内で動くLLM(ChatGPTのようなもの)が搭載されていますし、実際、Pebble Index 01からは音声認識で指示を与えて回答を得ることができるようになるはずですので、それがPebble Watch向けにカスタマイズ、あるいはアプリからアクセスして利用できるようになってもおかしくはないかなと思っています。(ただ、この点は、Bobby擁するRebbleとの契約内容や、CoreDevices社の戦略、有償契約を必要とするか否かなど、様々な要因でいろいろに変動しうるように思うので、なんとも言えなそうです。ただ、Pebble Index 01はサブスクリプション不要を謳っていることもあり、普通にPebble Watchでも同じようなことができるようになるのではないかと予測はしています。)

 現状でも、APIキーを自分で用意すれば、それっぽいことができそうなアプリがちらほら見えるので、可能は可能そうです。今度時間をとって試してみたいなと思っています。

液晶保護シートのOverlay Brilliantが出たのが嬉しい

 液晶保護シートとして、ミヤビックスさんより「Overlay Brilliant」シリーズのPebble Time 2*対応のものが出ました。まさか出ると思ってなかったので嬉しい誤算でした。

 Overlay Brilliantシリーズは、初期のXperia(SO-01B)からずっと使い続けている液晶保護シートで、これまで購入したスマートフォンはだいたい全部このシリーズを貼っています。

 2015年に、Pebble Timeを購入したときも、Overlay Brilliantを購入していたようで、記事が残っていました。

 Overlay Brilliantシリーズは、今では多種のものがありますが、基本的な特性として光の透過率が高く液晶の発色を妨げないという特徴があります。反射型のPebbleの電子ペーパーディスプレイにもちょうどよいのではないかと思っています。

まとめ

 2016年にPebble社がなくなってから10年、まさかこんなに完全な形でPebbleが復活するとは思ってもみませんでした。

 本サイトは、Pebbleという愛すべきスマートウォッチがあったことを忘れないように、少しでも覚えていていられるように、そしていつかPebbleのようなスマートウォッチが生まれれば、可能ならば、復活してくれれば、という希望を込めて維持してきたように思います。

 本Pebble Time 2*は、Pebbleが真に復活したのだと実感させてくれる上に、これから先もアプリストアでどんどんとウォッチフェイスやアプリが増えていき、OSもアップデートしていくという、そういう未来を予感させてくれるスマートウォッチです。

 機能や画面のきれいさ(高精細さ、発色の良さ)などは、他のスマートウォッチに劣りますが、かわいいアイコンと物理ボタンによるシンプルな愛すべきUI/UXが、遊び心を刺激し、ブラウザ一つで、無料で、アプリやウォッチフェイスが開発・公開でき、なんならOSそのものもオープンソースになっている究極にハッカブルなスマートウォッチになっています。

 Pebble Time 2*自体が良くできていて、Pebble愛好者にとっての理想のPebble Watchになっているのではないかと思うと同時に、ハードウェア的にもソフトウェア的にも、これから進化していくことが見えているし、またたとえCoreDevices社が無くなっても、長く使えそうな安心感があります。失われたPebbleが取り戻された以上のものが手元にあり、かつ失われたことによる不安感も払拭しつつあるという両面で嬉しいなと思っている次第です。

 またこれからもPebbleについて、本サイトでは情報発信を続けていきます。という気持ちを新たにしました。

2026年5月現在、まだ購入できます

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最新の発送状況などは、公式の以下の情報をご参照ください

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