本ページについて
本ページは、Pebble ガジェットのOS、コンパニオンアプリ、ウォッチフェイス、アプリ、MCPなどのユーザー側が開発に参加できる部分についての、情報の概要を総論的にまとめたページになります。
それぞれについて、詳細な公式ドキュメントへのリンクや、当サイト内の別の詳細ページへのリンクをしていく予定です。目次的にご利用ください。
何が開発できるのか? - ソースの公開状況などについて
スマートウォッチについて
Pebble Watch関連のソフトウェアは、Pebble本体に搭載されているPebble OS、スマートフォンアプリ(主コンポーネントは、libpebble3)があります。 これらは、新たにPebbleのために設立されたCoreDevices社が管理していますが、ほとんどがオープンソースとなります。

また、ウォッチフェイス、ウォッチ用アプリは、SDKが公開されており、自由に開発が可能です。開発したウォッチフェイス、アプリは、自分のPebbleにインストールも可能ですし、またコンパニオンアプリからアクセス出来るアプリマーケットにも無料で公開できます。
Pebble App Storeは、Webからもアクセスが可能です。
ウォッチフェイス、ウォッチ用アプリの開発は、SDKでも出来ますが、CloudPebbleという無料のクラウドアプリをブラウザから利用することで、ブラウザでも開発が可能です。
スマートウォッチ以外について
Pebbleの時計以外のガジェットで、現在販売中のものは、Pebble Index 01のみとなります。
Pebble Index 01は、指輪型のボタンと音声入力用マイクを有するデバイスで、音声入力からコンパニオンアプリ上のLLMに、音声文字変換が行われたあとの文字列が渡され、LLMに処理させるものです。LLMの処理結果をコンパニオンアプリ上から、MCPを介して別のアプリとの連携も追加することが出来そうです。
コンパニオンアプリのソースは公開されており(GitHub - coredevices/mobileapp)、MCPサーバーはクラウド、あるいはローカルネット、あるいは端末ローカルでもアクセスが可能っぽいので、MCPはご自由に、コンパニオンアプリは、GitHubのプルリクエストを介した修正リクエストで開発に参加できます。
開発ドキュメント
現在のPebble公式の開発ドキュメントは、以下となります。
一部情報が古い可能性がありますが、一応公式ですので、もっとも正しいソースとなります。

以前のPebble Technology社のドキュメントは、Rebble(れぶる)コミュニティが引き継いでメンテナンスされています。
こちらは、最新の情報ではない可能性があります。

それぞれの開発への参加方法
Pebble OSの開発への参加
下記の公式レポジトリへのプルリクエストにより開発に参加できるようです。
言語は、C言語が主となります。
Pebble コンパニオンアプリの開発への参加
下記の公式レポジトリへのプルリクエストにより開発に参加できるようです。
言語は、Kotlinのようです。

コンパニオンアプリ自体は、下記の公式アプリストアで利用できます。
Pebble Watch 用ウォッチフェイス・ウォッチアプリの開発について
基本的には、アプリとウォッチフェイスは、ほぼ同様です。開発対象自体は違いますが、SDK、言語、公開の仕方など、ほぼ共通となります。
開発についての概要、準備やドキュメント
下記公式ドキュメントに、SDKのインスオール方法、チュートリアル、APIリファレンスなどがあります。
サンプルソースも結構あるので、参考になるかと思います。
SDKは、macOS、Linux、Windows(WSL上でLinuxとして動作)で利用可能です。(ちなみに、管理人は主にLinux上で開発しています。)

言語としては、C言語とTypeScript(JavaScript)のいずれかになります。
JavaScriptのAPIは、昔、Rockey.jsと呼ばれていたものがあったのですが、こちらは現在では利用できません。新しく、より高速で、純粋なJavaScript(TypeScript)を利用できるようになっています。こちらは、Alloyと呼ばれていますので、そちらを参照し、Rockey.jsを参照しないようにご注意ください。
なお、C言語では、旧Pebble(Pebble OG、Pebble Steel、Pebble Time、Pebble Time Steel、Pebble Time Round)用も、新Pebble(Pebble 2 duo、Pebble Time 2*、Pebble Round 2)用もビルド出来ますが、Alloyは、Pebble OS側の対応が必要なため、新しいバージョンのPebble OSが入る新Pebble用のバイナリのみビルドできます。
SDK のインストール
後述のCloudPebbleを利用するのであれば、すなわちローカルマシンでの開発を行わないのであれば不要です。
一応ですが、現状(2026/9現在)は、以下のようなコマンドラインでインストール出来ます。
macOSの場合
# homebrew が入っている前提
# install dependancies
brew install node libpng
# install uv
curl -LsSf https://astral.sh/uv/install.sh | sh
# install pebble-tool
uv tool install pebble-tool
# install pebble sdk
pebble sdk install latest
Linux / WSL on Windows
# install dependancies
sudo apt install nodejs npm libsdl2-2.0-0 libglib2.0-0 libpixman-1-0 zlib1g libsndio7.0 # Debian系
# or
sudo dnf install nodejs SDL2 glib2 pixman zlib # Fedora系
# install uv
curl -LsSf https://astral.sh/uv/install.sh | sh
# install pebble-tool
uv tool install pebble-tool
# install pebble sdk
pebble sdk install latest
IDE or CloudPebble
CloudPebble
なお、SDKをインストールして、VSCodeやその他IDEを用いた開発も可能ですが、CloudPebbleというブラウザ上で動作するIDEが利用できます。

SDKのインストールとかめんどい、みたいな人は、こちらを利用するのが良いと思います。
IDE
VSCodeや、Jetbranins製のIDE(Cなら、CLION。JSなら、WebStorm)などでも開発が可能です。
それぞれについて、開発用プラグインが存在します。
VSCode用公式のプラグイン
Jetbrains用の非公式プラグイン
公開の仕方
公式ドキュメントの左下にPUBLISH YOUR APPというボタンがあり、そこからPebble Developer Dashboardにのアカウント作成・ログイン画面に遷移できます。
アカウントがない場合は、作成が必要です。
Web上Pebble Developer Dashboardからの公開
Pebble Developer Dashboard上で、NEW+というボタンから新規追加、公開が出来ます
ビルドしたpbwファイルをアップロードし、対応しているウォッチそれぞれのスクリーンショット、バナー画像や、アイコン画像を登録し、説明なども登録することで公開することが出来ます。
コマンドラインからの公開
pebble SDKをインストール済みであれば、CLIからpebble publishで公開も可能なようです。
ここらへんは試したことがないので、今度、詳細な記事を書く予定です。
フォーラム
公式フォーラム
公式のフォーラムです。開発についてだけでなく、Pebleに関する相談などが出来るフォーラムとなっています。

Rebble(れぶる)コミュニティによるフォーラム
公式とは違いますが、長年Pebbleの開発コミュニティを運営してきたRebble(れぶる)のフォーラムもあります。

Rebble(れぶる)について
Pebbleが、2016年に事業譲渡された後、事業を継承したfitbitがPebble App Storeを維持しないとなってから、Rebble(れぶる)コミュニティによって、引き継ぎ、維持されてきました。 そのため、2016年以前のPebble用のウォッチフェイスやウォッチアプリがそのまま、今の今まで継続して利用できるようになっています。
それらの経緯から、Rebble(れぶる)のアーカイブと、現在のPebble公式のアーカイブが併存しており、Pebble公式コンパニオンアプリは、その両方にアクセスして、ウォッチフェイスとウォッチアプリを表示しています
開発者は、Pebble公式の Pebble App Store と Rebble(れぶる)の Rebble App Store のいずれか、あるいは両方に開発したバイナリをアップロード・公開することが出来ます。

