【2020年11月】pebble2を購入したので、いまさらレビュー

Pebble2+HRの外箱

今更ながらですが、pebble2+HRを購入したので、レビューしていきたいと思います。

pebble2の概要

pebble2は、正式に発売された最後のpebbleとなります。pebble2を発売したあと、次はpebble time2だというときに、pebble社が買収され、pebble2の発売は終了し、pebble2 timeの発売は中止になりました。

pebble2は、初代のモノクロ液晶タイプのpebbleの進化バージョンで、同じくモノクロ液晶が搭載されています。液晶解像度が大きくなっており、見やすくなっています。また、+HRモデルは、+Heart Rate、すなわち心拍数計測の機能がついたものになります。

+HRでないモデルは、pebble2 SRとなっていますが、現在では入手性が悪いかと思います。

pebble2の色種別・公式イメージ
カラーバリエーションとして、「Flame」「Aqua」「Black」「White」「Lime」の5種が展開される予定でした。今回私は「White」を購入しました。

外観

外観としては、以下画像のような感じです。

pebble2+HRをつけている様子

pebble2+HRとペアリングした瞬間

Pebble2を開封している様子

Pebble2を充電している様子

レビュー

今更なので、簡単に気づいた点などを記載していきたいと思います。

良い点

まずは、良い点から述べていきます。

ディスプレイが見やすい

白黒ディスプレイではありますが、液晶サイズがオリジナルよりも大きく、非常にはっきりくっきりした表示で見やすいです。
また太陽光下でも視認性は全く損なわれることはありません。時計として最も重要な部分かと思います。

常時表示で電池持ちが良い。振ったらバックライト点灯が便利

時計なので、いつどうやってディスプレイを見ても時間が把握できなくてはなりませんが、Pebbleは当然のように常時表示ですので、その点も問題ありません。
また、少し振ることでバックライトが点灯します。Apple Watchのように「腕を上げて時計を見る動作」をしなくても暗いところでも気軽に盤面を確認できます。寝ているときや吊革に捕まっているときなど、すでに腕をあげている場合には、腕を一度下げてあげるなどしないといけないのはバカバカしいので、pebbleのほうが便利です。

ウォッチフェイスが豊富

また、ウォッチフェイスも色々あり、若干グレーというかアウトっぽいですが、上記画像のようなマリオなウォッチフェイスも存在します。
Apple WatchではAppleが用意したデザインにコンタミネーション(心拍表示、歩数など表示内容やアプリの表示内容)を組み合わせることでウォッチフェイスを編集できますが、デザイン自体はそこまでデザインが豊富というわけでもないですし、マリオみたいなシュールなものもありません。

軽い

めちゃくちゃ軽いです。Apple Watchと比較して、ですが。つけているのを忘れるくらい軽い感じです。

心拍数が図れる

Apple Watch的にはあたりまえなので、なんとも思わなかったのですが、Pebble timeの時点では心拍数測れなかったこともあって、測って記録が取れるというのは健康管理に役立ちます。

リアルなボタンとドット絵によるUI/UXの満足度が高い

4つのボタンによる操作、ドット絵アニメーションで描かれる各種UIが、操作しやすく可愛くてやはりPebbleがいいなぁと思うところです。
チープな液晶の発色と解像度を逆に活かしており、設計としても素晴らしいと思っています。

Apple Watchと違ってパスコードは不要

Apple Watchは基本パスコードか、連携したiOSデバイスのロック解除するかしないと、各種機能が使えなかったり、通知が来なかったり、各種計測も行われなかったりします。お風呂に入っているときに充電して、お風呂を出てから再度つけて、そのまま寝てしまったりすると、朝まで計測も通知も行われなかったりします。
個人情報へのセキュリティ度はApple Watchの方が上ですが、利便性はpebble2が良いなと思います。どちらを重視するかということでしょうか。

スピーカーが無いので音がなる心配がない

pebbleにはスピーカーが無いので、Apple Watchのように、いきなりSiriに「すいません。お役に立てません。」とか喋られて恥をかいたりしません。

悪い点

スマホとの接続が不安定

この本体自体の問題かもしれませんが、どうにもスマホとの接続が切れると再接続できません。一度ペアリングを解除して再接続する必要があります。1日1回は切れるので、うんざりしました。
Pebble timeであれば、そんな頻度で接続が切れないですし、切れたとしてもすぐに再接続されます。

アプリが古い

これはpebble2に限った話ではなく、pebble全体についてですが、Androidアプリは、古いAndroidバージョン用にビルドされているため、最新のAndroidで利用すると画面下のほうが切れて表示されてしまいます。
この点は、基本的には解消されない(Rebbleプロジェクトでスマホアプリの置き換えが目標の一つに挙げられてもいますが、実現するかは不明な上、完成度も不明)ので、仕方が無いのですが。。。

ディスプレイが白黒

視認性は良いのですが、pebble timeで愛用していたウォッチフェイスのマリオについて、夜なら暗くなったり、夕方ならダンジョンになったりするギミックが利用できなくて寂しいというのがありました。

Apple Watchと比べるとチープ

消して素材感は悪くないのですが、Apple Watchと比べてしまうとチープな印象です。そもそも目指している方向性が違うのでここらへんは好みの問題になります。(私はpebbleの方が好きですが。。)

健康管理機能が貧弱

Apple Watchなどと比べるとどうしても健康管理系の機能が貧弱だなと思わされます。スマートウォッチ全体の方向性として健康系の計測系の充実に進んでおり、pebble2+HRは当時は先行していたものの今となっては弱いなと思わされます。

音声による操作に非対応(日本語)

Apple Watchですと、「Hey, Siri. タイマー5分」とか話しかければ、5分のタイマーをセットしてくれたりして、主に料理などで両手がふさがっているときに便利なんですが、pebbleには少なくとも日本語でそのように話しかけるインターフェースはありません。

まとめ

ということで、良い点、悪い点をまとめてみました。接続が安定しないこと以外は、正直、現在でもpebbleが最も自分にとって便利なスマートウォッチだなと思えています。
常時表示、選べるウォッチフェイスが便利ですし、健康管理は特に重視していないので、pebbleのパッケージが最高です。Apple Watchに慣れていると、画面表示のチープさが気になりますが、ドット絵ベースの表示が懐かしく可愛いので、すぐに慣れました。

タイマーアプリは普通にありますし、pebbleからスマホを探す機能も対応アプリ(Dashboard for Pebble)を入れることで利用可能になります。

Apple Watchから切り替えてみてどうかなと思ってましたが、普通に便利で、今でも最高な感じなので、ちょっとうれしく、ちょっと残念でした。

pebbleを常用していこうか迷い始めましたが、接続が安定しないので、pebble time steelでも購入して試してみようかと思っています。
とりあえず、以上、pebble2+HRのレビューでした。

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コメント

  1. bugcity より:

    画面の見易さは、Pebble Timeと比べてどうでしょうか?
    Pebble Timeは表面と液晶の間が空いており(奥まっている)
    HRはどうなのか気になります。

    • 管理人 より:

      bugcityさん、コメントありがとうございます。返信遅くなり大変申し訳ありません。

      > Pebble Timeは表面と液晶の間が空いており(奥まっている)
      > HRはどうなのか気になります。

      Pebble2+HRでは奥まっている感は無いですね。
      (とはいえ、私の場合、Pebble Timeでもそこまで奥まった感じは感じていませんでしたが。。)

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