更新を再開します。まずはpebbleの2020年11月現在の状況の整理から。

pebble2+HRをつけている様子

2016年12月に、fitbitによるpebbleの買収が発表され、pebble2の発売の停止、pebble time2の発売中止などを経て、「pebbleが終わってしまった」と思い、割とショックでした。

その後、きっぱりpebbleのことは諦めてApple Watchを使い続けてきました。このサイトの更新もどうしてもやる気になれず、放置していました。

ただ、このコロナ禍において、iPhoneは最新の12シリーズにおいても、Touch IDを復活させず、Face IDのみを生体認証として採用していますが、マスクを着けなければいけない現状で、iPhoneをメイン端末として使い続けるのは難しいと判断しました。

ここで問題になるのが、Apple WatchはAndroidとペアで利用することはできないということです。
pebbleを利用していたときから、スマートウォッチによる通知に慣れすぎていて、もはやスマートフォンの通知には全く気づかなくなっており、スマートウォッチが必須の体になってしまっています。
そんなわけで、Androidをメイン端末にするには、Androidに接続できるスマートウォッチが私には必要なのです。

Android用のスマートウォッチを選ぶ

そんなわけで、Android用のスマートウォッチを選ぶにあたり、一番最初に検討したのが、やはり「Android Wear」…というわけではなく、「pebble」でした。
(もう数年間Apple Watchを使っていましたが、それでもずっとpebbleのことが頭にあり、どうにか復活してくれないかなぁといつも思っていました。)

pebbleは、互換サーバー環境のrebble(れぶる)を用いれば一応今でも利用することができるらしいということは把握していましたので、ハードウェアさえ手に入ればまだ一応使えるという認識でいました。まだ使えるなら、とりあえずもう一回pebbleに戻ってApple Watchと比較してみたいなというのが、最初に浮かんだことです。

また一方で、fitbitがpebbleの資産を引き継いで発売している「fitbit versa」シリーズ、「fitbit sense」シリーズも実際にはどうなのかなとも思っていたので、そちらも試してみたいと思っています。
また、実は一度も試したことがない「Android Wear」も試してみたいと思っています。

そのようなことを考えていた時、まだpebbleを使っている人もいるし、まだApple Watchと悩んでいる人もいるし、まだfitbitと迷っている人もいるしと思いましたし、そんな方々に少しくらいは役立つ情報を提供できるかなと思ったため、「pebbleらぶる」をまた更新しようと思った次第です。

pebbleの現状について

まず、2020年11月現在の「pebble」の現状を整理していきたいと思います。

企業としてのpebbleの現状

上述した通り、スマートウォッチ「pebble」の開発・販売元である「Pebble Technology, Inc.」は、2016年12月にfitbitに買収されましたが、またさらにその3年後の2019年11月に当該fitbitは、Googleに買収されることがアナウンスされました。(まだ買収自体は完了しておらず、2020年中に完了するとされていたものの、2021年完了に延期になる見通しのようです。)

(参考リンク)

企業の買収については、公正取引上の問題などの確認後に完了するもので、fitbitがもっている膨大な個人の健康データをGoogleが保有することについての警戒感があり、承認に時間がかかっているということのようです。

(参考リンク)

スマートウォッチとしてのpebbleの現状

pebbleの利用には、下記が必要になります。(過去も現在も同じです。)

  1. pebble本体であるスマートウォッチ
  2. ペアリングするスマートフォン
  3. スマートフォンにインストールするアプリ
  4. アプリがアクセスするサーバー

それぞれについて、詳細を記載いたします。

  1. pebble本体
    当たり前ですが、新規に製造・販売はされていません。市場に出回っている中古品などを購入するしかない状況です。
    そのため、本サイトでは、pebbleを新規に購入することはおすすめはしません。一時的に遊べるおもちゃとして壊れたら仕方がないくらいで購入することをおすすめいたします。

  2. ペアリングするスマートフォン
    これは、以前と変わりなくAndroidでもiPhoneでも利用することができます。ただし、後述する3.アプリの問題があります。

  3. スマートフォンにインストールするアプリ(コンパニオンアプリ)
    iOS用のApp Storeについては、まだPebbleアプリが提供されていますので、普通にインストールできます。
    一方で、Android用のGoogle Playについては、Pebbleアプリが削除されてしまっており、普通にはインストールできない状態です。

  4. アプリがアクセスするサーバー
    このサーバーについて、2018年6月末にpebbleが運営しているサーバーが終了していますが、2018年6月13日より、互換サービスとしてpebbleの一部開発者が提供している「Rebble · Getting Ready for Rebble」が提供されており、その互換サーバーを利用するための3. アプリの更新も行われています。

以後の更新予定

以後は、ひとまず下記のような内容のエントリーをアップしていく予定です。

おわりに

更新を怠っている間、何回か問い合わせをいただいていたりしましたが、更新できていませんでした。
申し訳ありませんでした。

また、しばらくは楽しみながら更新をしていこうと思っていますので、よろしくお願いいたします。

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